インターネット回線やテレビ電話等を使って行うオンライン面談。
面談にかかる時間やコストの削減など、さまざまな利点があるので、税理士業界でも従来の訪問型をオンラインに切り替える事務所も増えています。
今回のコラムでは、オンライン面談のメリットはもちろん、デメリットについても解説していきます。
オンライン面談とは
オンライン面談とは、インターネット回線やテレビ電話を使用する面談のことです。
パソコンやスマホ・ タブレットなどについているWebカメラを介して面談を行うので、顧客先に出向く必要がありません。
出張先であっても、道具と回線さえあれば、すぐに面談を始めることができます。
オンライン面談のメリット
(1)場所を選ばない
オンラインでのやり取りになるので、場所を選ばずいつでもどこでも税務関連の相談を受けることができます。
都合がいいタイミングで何度でも、質問や打ち合わせが可能になります。
(2)コスト削減となるので報酬料も安くなる
税理士事務所にとっては大きな負担であった「訪問」が無くなるため、大幅なコストカットとなります。
そのため、訪問型の顧問料報酬よりも低コストでサービスを受けられるようになります。
(3)データをすぐに共有できる
オンライン面談では、すぐにデータを共有できるので、やりとりもスムーズになります。
事前に資料を印刷しておく必要はありません。
(4)顧客側にとっても利便性が高い
パソコンとインターネット回線さえあれば、時間や場所に縛られずいつでも面談を受けることができるので、スケジューリングも容易にできます。
そのため、スキマ時間などを効率的に利用することも可能です。
今では、簡単に扱えるソフトも増えたので、仕組みさえ覚えれば、気軽に始めることができます。
オンライン面談のデメリット
(1)最初は慣れが必要
電話では相手の声しか聞こえないので、表情の微妙な変化などを読み取ることができません。ビデオ通話であれば、顔を見ることができるので、電話面接よりは非言語コミュニケーションが取りやすくなりますが、慣れていないと最初は戸惑うかも知れません。
また、パソコンスペックの問題で画質が悪くなり、表情が読み取りにくくなる場合もあります。
(2)パソコンや回線にトラブルがあると面談が延期に
使用するパソコンやインターネットに何らかの不具合が起こった場合は、面談を中断しなくてはなりません。
顧客と税理士どちらか片方にでも不具合があると、面談ができなくなります。
まとめ
コロナ禍の現在では人に会うのも、相応のリスクがあります。
オンライン面談はそのリスクを解消する上に、他にも様々なメリットがあります。
従来の訪問型よりは確実に便利で、ローコストとなるため、一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
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